ITI SC広島でケースプレゼンテーションをさせていただきました
2017年8月19日(土)
ITI(International Team for Implantology)のSC (Study Club)広島に参加し、ケースプレゼンテーションを発表させていただきました。
役20年ぶりの広島。知らない方ばかりの前でのケースプレゼンテーションは、良い緊張感がありました。
矯正治療を併用した咬合再構成症例のケースプレゼンで、
「インプラントポジションの設定を考える」と副題をつけました。
本来、インプラントの埋入は矯正治療が終わった後に行うものですが、臼歯部が崩壊している場合は先にインプラントを埋入し、それを固定源にして前歯を遠心移動させる必要があります。
その際に、どこにインプラントを埋入するのがいいかを、セットアップモデルを作製して埋入位置を決めた症例と、スタイナー分析の計算とデジタルシミュレーション上で決定した症例との2症例を交えて発表させていただきました。
SC広島のディレクター横山隆道先生に、とても貴重なご指導をいただくことができました。
私の治療の考えの浅さを、ズバッとご指摘くださいました。
大森塾年次大会でご講演を聴いてずっと憧れていた先生とお話できて嬉しかったです。
勉強会後、SC広島の皆様に焼肉をご馳走になりました。
食事中も横山先生に長期症例のプレゼンを見せていただき、10年、20年、30年後を考えて治療していくことの大切さを痛感しました。
歯科医療はとても奥が深いと感じました。
とても充実した素敵な時間を過ごすことができました。
今回、お声を掛けてくださったSC広島の中村衛先生に熱く感謝申し上げます。