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インプラントの歴史

インプラントの歴史

インプラントの歴史

歯科に限らず、骨の中に金属などを埋め込む治療を総称して「インプラント治療」と呼びます。チタンと骨の結合技術が確立する以前は、材料として金、サファイア、鉄、ステンレス、アルミニウムなど多様な素材が使われてきました。しかし、いずれも良好な結果が得られずに淘汰されていきました。

現在、一般的に利用されている歯科インプラントの基礎は、スウェーデンの学者ペル・イングヴァール・ブローネマルク教授の偶然の発見から生まれました。

1952年に純チタンと骨の組織がよく結合することを発見し、この現象を「Osseointegration」と名付け、1965年から臨床応用が始まりました。最初に治療を受けた患者さんのチタン製インプラントは亡くなられるまでの44年間、問題なく機能してたことは有名な話です。

また、10年以上に渡って機能しているインプラントは96%以上であり、症例としては98.5%にもなります。この驚異的な数値は、チタンが骨と結合するという特質をもっているためです。

インプラント治療は、全世界で100万以上の人々が受けています。

インプラントは、虫歯や歯周病で失ってしまった歯の代わりに、人工の歯根(チタンの棒)を埋め込み、その上には人工的に歯冠を作ることで、かみ合わせを回復させる方法です。

義歯と違って、骨に直接取り囲まれているので、天然の歯のようにしっかりとかむことができ、隣の歯に負担をかけることはありません。

全ての人がインプラントができるというわけではありません。また、インプラントを埋入していくには、ある程度の骨の厚み・高さが必要です。

当院では併設のセンターにて三次元的に骨の状態が審査できるCTレントゲン撮影を行った上で、カウンセリング、治療を進めさせていただきます

インプラントのメリットは、義歯のように咬む度に沈み込むことがなく、また患者様自身は自らインプラントの上部構造(クラウンやブリッジ等)を取り外す必要がなく、今までの御自身の天然の歯と同じようにブラッシングをして頂くことが可能です。

 

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